育毛剤の効果を確かめるためには、育毛剤によって髪の毛が生える仕組みを知らなければなりません。
そこで、育毛剤がどのように頭や髪の毛に働きかけて、髪の毛が生えてくると言うのか、その仕組みを調べてみました。
そもそも、育毛剤を頭の表皮に塗って、頭皮の下から髪の毛が生えてくるということが不思議です。そのようなことが起こるためには、育毛剤が、頭皮の下の方まで浸透して、どこかに働きかけているはずです。もし、表皮だけにとどまっていたら、表皮の下から髪の毛が生えてくるはずがないからです。

そこで、まずは、育毛剤が表皮の下のどこまでどのようなルートで浸透しているのかを調べてみました。

まずは頭皮の構造について調べてみる

頭皮は、外側から見て、表皮→真皮→皮下組織という3層からできています。
表皮はとても薄い膜で、厚さは0.1~0.3ミリしかありません。表皮の中でももっとも外側にあるのが、「角質層(角層)」です。外側から角質層(角層)・顆粒層・有棘層・基底層という並びになっています。そこで、育毛剤が浸透するときも、この流れで浸透していくことになります。
毛髪を増やすには、表皮より下の真皮に到達する必要があります。

真皮は、表皮の下にあり、コラーゲンとエラスチンという物質からできています。厚さは2~3ミリ程度あるので、表皮よりかなり厚いです。皮膚の95%に及ぶので、皮膚の大部分を占めていると言えます。
そして、毛根はこの真皮の部分があります。その他血管や神経、リンパ管、皮脂腺、汗腺なども存在します。育毛剤は、表皮から真皮へと浸透していくのです。

育毛剤は気化しないのか?

育毛剤は、表皮を通り抜けて真皮にまで達する必要があります。
そうだとすると、今度は、育毛剤を頭皮に塗ったら、浸透していく前に気化してしまうのではないかが心配になりました。
実際、育毛剤はアルコールが使われているので、条件が悪いと気化してしまうようです。
たとえば、入浴後で身体が温まっているとき、あまりに熱くて頭がほてっているような状態で育毛剤を塗布すると、せっかくの育毛剤が気化してしまうのでなかなか浸透せず、効果が薄らぐということです。
育毛剤を頭に塗るときには、身体を少し冷ましてからにした方が良さそうです。

毛穴が詰まっていても育毛剤は浸透するのか?

さらに、毛穴が詰まっていたら育毛剤が浸透しないのではないかが気になったので、調べました。
確かに、毛穴が詰まった状態で育毛剤を塗っても、浸透しにくいようです。
育毛剤を効果的に使うためには、頭の毛穴を清潔にして、充分に開いた状態で塗布する必要があります。
まずは、きちんとシャンプーをして、頭皮を清潔な状態にします。このとき、あまり強くこすると頭皮を傷めてしまうので、優しく洗わなければなりません。
そして、シャンプーを丁寧に落とします。シャンプー液が残っていると、髪の毛や頭皮を傷めてしまうので、注意しましょう。
さらに、タオルドライをして、ドライヤーできちんと乾かすことも大切です。このとき、髪が抜けることを気にしてドライをしないと、逆に悪いそうです。
このようにして頭皮を清潔にして、毛穴が充分開いた状態になったら、育毛剤を優しく塗布していきます。これが効果的な育毛剤の使い方です。