育毛剤を頭皮に塗ったとき、どのような部位を通って毛根や毛乳頭の部分まで到達していくのか、その流れを調べてみることにしました。
頭皮には、表皮部分と真皮部分があります。。
表皮は、厚さ0.1~0.3ミリなので、サランラップほどの厚さしかありません。
しかし、その中に角質層(角層)・顆粒層・有棘層・基底層があり、かなりの多層構造になっています。
しかも、この表皮部分は、とても液体が浸透しにくい性質を持っています。

表皮部分は人間の身体を外部の侵襲から守る働きをするので、外からの侵入を簡単には許さないようにできていて、また、体内からの水分蒸発も防ぐ役割をしています。
育毛剤は、このような表皮のバリア機能をクリアして、表皮に浸透し、真皮に到達していきます。
真皮は、厚さ2~3ミリ程度あるので、表皮より厚いです。コラーゲンとエラスチンでできています。エラスチンというのは、繊維状の物質で、コラーゲンを支えています。その隙間にヒアルロン酸などがあります。
真皮層は、体内の水分を保持して肌のハリや弾力を保っています。
そして、真皮層には育毛のために重要な役割を持つ毛根や毛細血管があります。育毛剤はこのような部位を通過してくるのです。

結果的に何%くらいが毛根にたどり着いているのか?”

それでは育毛剤を頭皮に塗布するとき、実際に何%くらいが実際に毛根部分にたどり着いているのかを調べてみると…。
これについては、育毛剤によって様々なようです。
そもそも浸透しやすい育毛剤とそうでない育毛剤があります。
また、利用方法によっても浸透率が異なります。
きちんと清潔な状態にして、毛穴も開いた状態で育毛剤を塗布したら、浸透しやすくなりますし、そうではなく、悪い条件で塗布したら、浸透率は落ちます。
ただ、どちらにしても、育毛剤の全部が毛根に到達することはなく、数10%は気化したりして、失われてしまうようです。
それでも、残りの部分がしっかり到達していれば、育毛効果が期待できるように、育毛剤は作られているのです。